第十四射 弓矢に関するエトセトラ#5-1

○星座-1

 今回は、星座の話です。

 星座と弓矢、関係なさそうですが・・・・。

 

 現在使われている星座は1928年の国際天文学連合(IAU)第3回総会で決められたもので、88座あります。古代ギリシャやヨーロッパに由来するものがそのベースになっています。(そのため当然、東洋風の星座は除外されています。例えば昴や北斗七星など。)

 その中にいくつか弓矢関係のものがあるので紹介します。

 寒い季節ですが、空気が澄んでいて星を見るのには最適な季節です。

 オリオンは輝き、昴はさざめいています。

 ちょっと見上げてみませんか。(「見上げてごらん 夜の星を」な〜んてね。)

 一回目は、「双子座(Gemini)」です。

 今の季節(2〜3月)21時頃南の空、結構高い位置(80度。ほとんど真上ですね。)に見ることが出来ます。右下(約40度)にオリオン座の三ツ星が見えます。さらに右へ水平に約35度目を移すとぼんやりとした星の集まりが見えます。これが牡牛座の中にあるプレアデス星団、いわゆる昴です。

カストル(二等星)とポルックス(一等星)、二つの明るい星が目印でほぼ長方形の星座です。

 現在、この星座の中にポルックス(一等星)よりも明るい星が紛れ込んでいます。それは、木星です。カストルの膝当りで輝いています。(イラストの白い星です。)

 この二つの星(カストルとポルックス)は昔から世界各地で対の星として見られていて、バビロニアでは「大きな双子」とよばれ他でも双子の形に見なしていました。日本では「兄弟星」や「猫の目」「金星、銀星」「かにの目」「五郎・十郎(曽我兄弟)」などの呼び名が伝えられています。

 この「双子座」をイメージするのによく使われているモチーフが、カストルが矢と竪琴、ボルックスがこん棒を持っているスタイルなので取り上げてみました。

【神話】 

 カストルとポルックスの双子の兄弟は、白鳥に姿を変えたゼウスとスパルタの王妃レダとの間に生まれました。(浮気性のゼウスさん、不倫です。これ以外にもかなり頻繁にしています。それで奥さんのヘラさんが嫉妬に狂っています。)

 兄カストルは乗馬と軍事に、弟ポルックスはボクシングに優れた腕を持ち、多くの戦いでめざましい働きをしました。後にふたりは、従兄弟のイダスとリュンケウスの兄弟とひょんなことで争いになり、カストルはイダスに弓で射殺されてしまいました。 

 ポルックスも無数の矢傷を受けていましたが、死ぬことはなく、逆にリュンケウスを投げ槍で貫いて殺し、残るイダスは逃げようとしたところをゼウスの放った雷に打たれ死んでしまいました

  生き残ったポルックスはカストルの後を追おうと、矢を胸に何本も刺したり、崖から飛び降りたりしましたができませんでした。実はポルックは大神ゼウスの血を強く引く不死身だったのです。

 カストルも同じくゼウスの子ですが、双子とはいえ僅かにレダの血を強く引いていたため不死身ではなかったのです。嘆き悲しみ、ゼウスに願って不死身の性質を兄と分け1年の半分は天上に、半分は地下に、ともに暮らすようになりました。こうしてカストールとポルックスの双子は長い年月、半分は冥界の入り口のテラプナイの窪地で暮らし、半分をオリュムポスの山で暮らすうちに、いつしか星座になったということです。

【角度の測り方】

 手を握ります。(じゃんけんのグーの形です)

 腕をいっぱいに伸ばします。

 そうすると、そのときの握りこぶしの幅が約10度になります。

 大人・子供に関係ありませんので、おおよその目安になります。

この項続きます。

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